2017/03/14

卒業式 と SAWAN THAILAND


             昨日はリホの中学校の卒業式でした。

次男が1年生で参加しているし、
長男のバンコク日本人学校の卒業式の時の事も
色々思い出してしまい、胸がいっぱいになりました。。。






受付で受け取った両親へのお手紙には
普段言えない感謝の言葉がたくさん書いてあり、
とっても嬉しかったです。

特にバンコク在住時、彼女が小学3,4年生で
ボランティア団体『SAWAN THAILAND』の活動に
参加できた事へのお礼や今後の思いが
綴られていて感激しました!

6年半に及ぶバンコク生活の最後の2年間程でしたが、
我が家の3人の子供達全員が参加し、
キャンプでのマングローブ植林活動などを通じて
タイの田舎のホームステイ先の人達や
現地の小学生達とふれあい、
仲間で何かをやり遂げる事の難しさと
やり遂げた時の達成感、
何事にも諦めずに挑戦する事の素晴らしさ、
人を思いやり助け合う事の大切さなどを
学びました。

更に東日本大震災の後は
何度もバンコクの駅で声を枯らしながら
私も参加して親子で募金活動を行い、
タイの人達の優しさを痛いほど感じました。
(日本のニュースにも流れ、タイの新聞にも数多く掲載されました)
それ以外にも書ききれない程、
本当に沢山の貴重な経験をさせて頂きました。

そしていつしか私もSAWANマダムとして(笑)
キャンプに参加し、
大切な一生ものの仲間もできました!

2011年には写真家の佐藤慧さんの
講演会では震災直後の衝撃的なお話を伺い胸を打たれ、
Backpack Weddingの松永真樹さんの
講演会に参加し、自分の生き方について考えさせられ、
「サンクスデー」には自分の両親に向けて
メッセージを発表しました。

このように我が家の3人の子供達と私にとって
SAWANでの活動では、
今から思うとあまりにも沢山の出来事があり、
それによって大変濃厚な時間を過ごしました。

それが、それぞれのかけがえのない宝物となり、
大げさなようですが、
今の私達の基盤のようなものに
なっているのではないかと感じます。

そんな機会を与えてくださった
斎田団長をはじめ関係する皆様方、
そして私達の活動に理解を示して
色々と協力してくれたパパにも
心から感謝しております。


本当にどうもありがとうございました〜。



日本に本帰国して5年が経とうとしています。
なのに、こうしてSAWANのことを中学卒業の手紙に書くというのは
リホの心に大変大きく響いている証だと思います。

玉中で一番きつい部活だと言われた女子バスケ部で
キャプテンとして最後までやり切れたのは
SAWANの経験があったからなのではないかな。。。


きっと彼女はこれらの体験を心の糧にして、
これからも自分の事をしっかりと見つめて、
真直ぐに進んでいけると確信しております。


そしてこれからも親として
そっと見守っていこうと思います。



今日も最後まで読んでくださいまして、
ありがとうございました。




リホママ

0 件のコメント :

コメントを投稿