2016/06/15

認知症の父に剪定をお願いしました♪

こんにちは。
すっかりブログがご無沙汰してしまいました。

5月末に2016年の我が家のオープンガーデンが終了し、ほっと一息している
ところです。
とはいってもなんだかんだと午前中はお庭仕事に時間をとられてしまいますが。。。

さて、今日の話題は先週火曜日のお話です。

実は同居している認知症初期の実父は剪定が大好きです。
よく亡き母がお庭で激怒しておりました。
どうやら勝手に庭の柿の木や栗の木を切ってしまったようでした。
というか切り過ぎたのでしょうかね〜。
自分で剪定したかったのか、それも今となってはわかりませんが。

そして3年前に新築した我が家。
お庭の植栽はBreath houseさんにお任せしてオリーブ、ヤマボウシ、ユーカリ、
シマトネリコ、ローズマリーを植えていただきました。
どれも手がかからない植栽ばかり。

が、やはりそれなりにどんどん成長していきますので、時々剪定も必要。
最初は苦手でしたが、段々私も楽しくなり形も整ってくるようになりました♪

そんな2年前のある日、父が勝手にのこぎりでオリーブの木を剪定してしまい、
なんとも不格好な形になった為、かなり私に叱られました。。。(笑)
1枚目の写真左オリーブの木の左側が切られて、ちょっと変なのがソレです。
最初はバランスよかったのに〜〜〜。

そして今年のオープンガーデン前の父のデイサービスが満員で行けない日、
私が外出した際に、またもや、やられました〜!
剪定ばさみをどこかに隠しておくべきでしたが、後の祭り。。。。でした(涙)。


でもよく考えたら、またすぐにモサモサに茂ってくるので、
まあ、いいかな〜〜〜。
なんとなく切られる予感はあったしな(笑)

認知症の父とうまく付き合っていくにはこんな風に考えないといけません。
何度も何度も今言った事を繰り返すのなんてもう普通ですから、
怒る気にもなりません。
次は何秒後に言い出すか、なんて考えて1人で笑ったりもしています。
色々忘れますが、毎日穏やかに過ごしているし、徘徊しないだけでもまだいいのかも
知れません。

それで、その日は他の用事もあり忙しかったので、暇な時に父に思い切って
お願いすることにしました。

「おじいちゃん、今日は暇だから剪定をお願いね♪」

と言うと、ちょっと嬉しそうにして外に出て来て剪定ばさみで切り始めました。
あまり切りすぎると私に怒られるので、最初は加減しながら。。。
でもそのうちにノコギリまで使うように!

ま、このくらいはいいか〜。

認知症ですが、こんな風にどこをどう切ったらいいかなんて考える事も本当は父にとって
大事な事なのかもしれません。ましてや好きな事なので、いい刺激ですよね。

結局私が最後の仕上げをしたのですが、意外と切りすぎてしまい不格好になって
しまいました。あらら、人の事、言えないです。。。(笑)

そして剪定した沢山の枝達をカットして燃えるゴミ袋に入れて、全て出してきてくれ、
とっても助かりました☆

そうだ、今度からは父にお願いしよう〜っと!!!






お父さん、どうもありがとうね✨
またお願いしますね〜〜。

父の日を前にして、改めて感謝した日となりました。




ご訪問ありがとうございました。



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